5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

第二回 学級会 途中記録

<第二回 学級会 途中記録> 4月28日(木)

 議題:「学級の歌を決めよう」

 提案理由:「3年生の時もつくっていたし、いつも朝に歌うと元気をもらえるから。」

 話し合いのめあて:一人一回は発表する

 

 子どもたちは、こんな歌がいいんじゃないかということで、音楽の時間に学習した歌や有名な歌などをたくさん出し合う。当然知っている、知らないの差があるため、一つ一つの歌を確認していく。

 この日は学校公開で、それほど多くの時間をとることができなかったため、音楽を聴いてどの曲がいいか自分の考えとその理由をつくる時間とした。

 次回の学級会では本時の続きで、

 ①どの曲にするか

 ②どんな歌詞にするか、

 ③実行委員の決定                             

などを行っていく予定。ただ、ゴールデンウィークをはさんでいるので、途中記録というていで学級通信を発行したり、朝の時間や帰りの時間をつかって、すこしずつ話し合ったことが薄れていかないようにしたい。

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自分を戒める

自戒の念を込めて。 最近、新任教員に関する話を聞いた。その人が言うには、新任教員が仕事がなかなかできず、 説明してもなかなか理解してもらえない。結果的にほぼつきっきりで仕事をしていて丸々二人分の 仕事をその人がしている状況にあるという。新任の人は算数でつかう教具やプリント類などを印 刷しても感謝の言葉などはほぼないという。 その人はとてもいい人だし、きっとご苦労なさっているんだなあと思う反面、少し違和感もあ る。 まず、新任教員が仕事がなかなかできないというのは、当然のことである。たかが1ヶ月で仕事 ができているのであれば、それはもはや新任ではない。そして、説明してもなかなか理解してもら えないというのは、自分の伝え方に問題があるのではないかと省みることが必要だということ だ。 僕はこういう話があるとよっぽどのことがない限り、新任の側に立つ。なぜなら土俵が違うか ら。こちらはすでに数年および十数年の経験があるが、向こうは新任。まっさらだ。そんな土俵 の違いがある中で、こちらがこうしてほしい、こうあってほしいという要求を投げかけること事態 がナンセンスだと思う。 別の方の話で、「私にも新任の時代があったから、わからなくもないけど、いくらなんで も・・・」という話があった。これも違和感がある。 なぜなら、あなたの新任として働いていた「あの時」と、今まさに働いている新任の「この時」 は、質的に全く異なるものだからだ。それは、1年目と2年目というたった一年の違いであったと しても同様である。だから、私が新任の頃はこうしていたんだけど、という経験話は参考になる としても根本的な打開策にはなり得ない。 今、現場には即戦力としての教員が求められている。教員採用試験に合格する方達は教員に必 要な資質・能力を一応は身につけていると言える。だからといってその人たちに即戦力としての 力を求めるのにはいささか無理がある。なぜなら、彼ら彼女らが資質・能力を発揮するにはそれ に伴う環境(学校現場)が必要だからだ。進んで挑戦できる環境。失敗しても支えられ、再度立 ち上がり挑戦できる、わからないことがわからないと言える、責任はこっちが取るから、とにか くやってごらんと後ろ盾がある環境。そんな環境があってこそ、即戦力としての力を発揮できる。 つまりは即戦力としての教員になるためには教員採用段階で測るだけではなく、むしろ現場でそ の力を発揮できるような環境設定ができるかどうかにかかっているといえる。 仕事ができる、できないとか、授業ができる、できないとか、そんなできる、できないという 結果をいつも判断しているのは大人(我々教員側)だ。 子どもや保護者はたとえ新任であったとしても、そんなできる、できないに躍起になる人はほ とんどいない。むしろ、一生懸命にやっているか、やっていないか、そんな過程に注目してくれて いる。これは新任に限った話ではないが、われわれ大人が周りの大人をどう見るか、見ているか ということも考えないといけないなと思った、ゴールデンウィーク前半であった。

4月28日(木)

4月28日(木)

 学校公開。案の定、午前中はバタバタする。

 算数、わり算のひっ算を子どもたちと確認していく。本時はあまりのあるわり算までいっしょにやっていったが、たしかめ算が難しかった。子どもたちが「そういうことか!」と腑に落ちるようなたしかめ算の仕方を伝えられると良かったのだが・・・。

でも、子どもたちは、あまりのあるわり算のひっ算と前時のわり算のひっ算を比較して、「いつもと違う。」とこれまでの学習とのちがいを発見する姿があったり、それを友だちと説明し合う姿などもあって、すてきな学習の様子であった。

4時間目、学級活動。第二回目の学級会で、議題は「学級の歌を決めよう」である。子どもたちは自分たちが知っている曲をたくさん出してくれたが、当然知っているか知らないかは個人によって差があるため、一曲ずつ一部を聞いていくことに。それをもとにあらためてどの曲にしたいかということを子どもたちに考えてもらうこととなった。

5時間目、学校公開。国語科「ヤドカリとイソギンチャク」の学習。文章を「始め」「中」「終わり」に分けていくことをめあてに学習をすすめる。子どもたちは、「2~11段落は「中」だと思う。だって・・・」「12段落は、まとめの段落で、「終わり」だと思います。」とそれぞれの根拠をもとに「始め」「中」「終わり」にわけることができた。しかし、本時では「中」は「中」でも、さらに三つのまとまりに分けられることを発見するまでを学習課題としたかったので、そこまで迫れなかったのは反省。挿絵を出すタイミングや、各段落の内容を簡単にでも整理すべきだったなど、反省することが多い。保護者の方々に囲まれながら緊張気味に学習する子どもたちの姿はとってもすてきだった。

その後は、引き渡し訓練。スムーズに確認がとれ、引き渡しが完了していく。

ゴールデンウィークに突入。次に学校で子どもたちと出会うときは、改めて出会いなおしをするつもりで、子どもたちとかかわりたい。

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4月27日

4月27日(水)

 国語科「ヤドカリとイソギンチャク」1時間目。3年「自然のかくし絵」で学んだ段落について確認。単元を通して学んでいく学習課題を確認し、ヤドカリとイソギンチャクの全文を通読。その後、感想。子どもたちはヤドカリとイソギンチャクの関係に着目していたが、「とい」と「答え」の順で説明されているといった筆者の説明の仕方に着目する子もいた。

明日の学校公開では、「始め」「中」「終わり」を子どもたちが自分たちで分けていくことを目指して学習を行っていく。

 算数科「わり算」2時間目。昨日に学習したことをひっ算とつなげていく時間。まずい。このままでは形式的な処理で終わってしまいそう。わり算のひっ算でなぜ、そうなるのかといった意味までしっかり考える時間を明日(今日)はとりたい。反省。猛省。

 明日(今日)は、初めてのたてわり集会。約2年ぶりの参観。視力検査、第二回学級会「学級の歌を決めよう」など、バタバタしそうな気しかしない。

 1時間目、2時間目おわりの休み時間には、丸付けなど、やらないといけないことはすべて終わらせるつもりで臨みたい。

 今日は、あと5時間目に行う国語科の細案を確認して寝ようと思う。明日もバタバタしながら、楽しくやっていこうと思う(笑)

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4月26日

4月26日(火)

 国語科「こわれた千の楽器」4時間目。月と楽器たちが物語を通してどのように変わっていったのか、何を通して変わっていったのかを確認。こわれた千の楽器の本文にある「おたがいに足りないところをおぎないあって音楽をつくっているのです。」という部分はいつ見ても素敵だなあと思う。欠点があっても別にいい。欠点だらけでいいじゃないか。お互いにたりないところをおぎないあって、共にいきていこうという作者のメッセージがこめられたすてきな一文だと思う。

 算数科「わり算」の導入。12枚の色紙を3人で分けるという問題から。3年生で学習したわり算の意味と九九を用いることで解決が可能であることをこどもたちと確認するために提示。「わり算なのに、かけ算である九九をつかうの?」と聞くと、「かけ算とわり算はつながりがあるんだよ。」という子どもの言葉が出てきて、すてきだなあと思った。続いて色紙の枚数を60枚にする。九九では解決できない場面。60÷3と6÷3、それぞれがどのような意味を表しているのか、図をもとに確認していく。これらのことを踏まえて、72÷3の問題へ。ここまでにやった12÷3と、60÷3がつかえそうだということで、図やさくらんぼをもとに、みんなで考えていく。図とのつながりがもっと見えやすくするように、実際の10の束を用意して、動きのある展開(動的な展開)にできればよかったなと反省。

 今日は初めてのクラブ活動があった。4年生にとっては初のクラブ活動。期待も大きかろう。あいにくの天気だったので、運動場でするクラブは急遽中で実施。次回以降の見通しを確認したクラブがほとんどだったので、次回をたのしみにしている子どもの姿が印象的だった。

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4月25日

4月25日(月)

 朝会。並ぶスピードと朝会の態度がずいぶんよくなった。朝会後、児童会認証式。児童会の子どもたちがそれぞれ考えてきたアピールをする。あいうえお作文や歌、俳句など、全校児童の前で必死にアピールをしていたのが印象的だった。

 1時間目、配布物配布と席替え。

 2時間目、算数テスト。

 3時間目、理科。

 4時間目、総合。環境問題は身近からということで、グラウンドと学校のゴミ捨て場を見に行き、生き物マップと学校で出てくるごみについて確認。登下校中にいる生き物(植物等含む)は? 家庭で出るごみは? など、身近な生活から導入することを大切にしたい。

 給食。準備の時間、白衣に着替えて並ぶまでに4分。あと一分縮めたい。給食はあいかわらずおいしい。

 昼休み、まるつけに追われる。

 5,6時間目、図工。前回の反省を生かして、見本をもとに説明。「ああー、そういうことか。」とみとおし(イメージ)をもてた子どもたちが多くいた。数名がカッターの切り方で困っていたので、やはり、こちらの伝え方にまだまだ課題がある。

 6時間目終了後、すぐに着がえ、小教研(算数部)の全体会へ。今年度の研究についてのおはなし。いろいろとチャレンジしたいことがあり、要検討。

 出張がある日はどうしてもバタバタしてしまう。午前中の時間の使い方が本当に大切だと感じた一日だった。