5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

2022.9.9

9月9日(金)

 11日目。

 

 国語&学活・・・マスコットキャラがぶじに決定。ここまで粘り強い話合いを進めてきたが、少数意見も大切にしたいという子どもたちの意見から、学級目標に近づくためのマスコットキャラが決まった。決めっぱなしで終わるだけでなく、どのような場面でマスコットキャラを活用していくか、むしろ決まった後からのことが大切になる。

 

 算数・・・垂直な直線をかく問題場面。「三角定規を使う」という子どもの意見があり、「直線なんだから定規でいいんじゃないの?」ととぼけると、「直角を調べたいから。」という意見が引き出された。実際に三角定規を使って垂直な直線をかくことに。一人の子が、「一つの三角定規をこうおくといい。」と前に出てきて、置いてくれた。この子がどうしてこのように置こうとしたのか、発想の源を問うた。「直角があるから垂直になる」と、解決への見通しがすこし見えてきたので、実際に考える時間をとった。

 考えを振り返る場面では、二つの三角定規の置き方を丁寧に確認しながら、最後に直角がきちんとあるのかどうか、三角定規で確認して、垂直な直線をかくことができた。

 

 道徳。家族について。「家族の一員」とはどういうことなのかを考える時間。子どもたちはそれぞれの家庭で何かしらの役割があって、無意識のうちにそれを果たしている。それが実感できたかどうかと、これから意識的に役割を果たそうとする姿勢を育めたかどうかを大切に授業を行った。

 

 体育。エイサー。暑い。でも、たった三日間で踊りの全体を通すことができた。子どもたちは本当にのみこみがはやいなあと感心。一人で家で映像を見ながら踊っているときは、2週間かけてようやくおどれるようになったのに、こんなにもはやく、大枠をつかむとは、呑み込みのはやさがうらやましい。・・・っと思っていたけど、よくよく振り返ると、友だち同士で、「ここってこういうポーズだったよね。」とか、「ここってどっちまわりだっけ?」などと、お互いに確認しあう姿があった。なるほど、ぼくは家で一人で踊りの練習をしていたけど、子どもたちは友だち、もっと広く言えば、みんなで踊りの練習をしているわけだから、いわゆる「協働的」に学んでいるわけだ。そりゃあ、呑み込みも進捗もはやいよなあと子どもの姿から学ばせてもらった。「よりよい表現を目指して、先生とみんなでよりよいエイサーをいっしょにつくっていこう。合言葉は『ゆいまーる』」と、子どもたちに伝え、本時は終了。出来上がった踊りをただ伝えるだけでなく、そこから何が創造されるのか、そこをこそ、大切にしたいなあと思った時間だった。

 

 放課後は応援団練習。だいぶ形になってきて、いい感じ。子どもたちのポテンシャルを応援団主任の先生が上手に引き出していて、勉強になる。

 その後は、小学校教育研究会算数部の部会に参加。11月の発表に向けて原稿やスライドを検討していただいた。

 今週は運動会練習、授業、生活面など、いろいろと濃い一週間だったなあ。しっかり振り返って来週もがんばろう。

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2022.9.8

9月8日(木)

 十日目。

 

 国語&学活・・・マスコットキャラを決めようの話合い。子どもたちのそれぞれがマスコットキャラにこめた思いがあり、なかなか簡単には決まらない。そもそもマスコットキャラクターを2体にしぼる必要があるのかということで、話合いが傾きだす。とりあえずは2体目のマスコットキャラクターも決定。あとの3体のマスコットキャラをどうするか。

 

 算数・・・垂直の学習。直角に交わっているときの2本の直線を垂直であると学習したが、2直線が離れている場合はどうなのかを考えた。はじめは、離れているから垂直ではないとか、交わっていないから垂直ではないという意見があったが、直線だから伸ばしてみれば、交わるのではないかという意見が出た。どのようにのばそうとしているのかをジェスチャーで確認。直線を伸ばしたとみなす(仮定する)と、そこに直角が見えて、垂直になるということを発見した。このような「みなす」とか「仮定する」といったことは案外意識されないが、大切にしていきたいことの一つである。

 

 体育・・・エイサーの練習。とにかく汗がすごい。終わった後の汗がすごい。それ以上でもそれ以下でもない(笑)むずかしいおどりだが、「ゆいまーる」を合言葉に少しずつ上達してくる子どもたちをみるのが楽しい。でも、運動会まで意外に日にちがないからすこし焦っている自分もいる(笑)

 

 理科と音楽は専科。

 放課後は応援団練習。

 

 本日は17:00に退勤。

 帰ってから、軽食をとって、19:30ごろ入眠。

 金曜日の4:00に起きる(笑)

 かなりつかれていたのは確かだけど、寝すぎたなあ。

 

 あと一日、がんばろう!!

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2022.9.7

9月7日(水)

 九日目。

 今日は学校公開。

 

 1時間目、国語。話合いの仕方を学習したので、それを活用して学活での話し合い事項だったマスコットキャラクターについての話合いを行った。一体は決まったが、もう一体をどうするかで本時は終了。明日改めてマスコットキャラクターを決定し、どのようにマスコットキャラクターを活用していくのかまで話し合いたい。

 

 2時間目、算数。「いろいろな四角形」の学習。上空から撮ったまちの写真を提示。「まっすぐ」という言葉を引き出す。みんなも道をつくってみようと投げかけ、シートを配布。その後、子どもたちのつくった道を検討していると、図形が見えるという子どもが多くいた。ただ、先行知識がある子どもたちが、「台形」やら「平行四辺形」など、口々に言う。よく知っているね、と伝えるだけにして、「それにしても図形が見えるって言っているけど、先生は道をつくってって言っただけだよ?」ととぼけると、「こことここがまじわっているでしょ?」と「交わる」という言葉が出てきた。「交わる」というイメージを子どもたちと確認したかったので、ジェスチャーで表現してもらうことに。×やら+、Lなど、子どもたちの交わりのイメージを確認した。その後、+とLには、直角があるという子どもがいたので、前に出てきて直角を証明してもらうことにした。はじめに出てきた子は戸惑っていて、「○○さん、ちょっとこまってる?」と聞くと、「こまってる。」と二つ返事。そこで、「だれか、ヒントを伝えられないかな?」と別の子を指名。すると、「三角定規をつかうといいよ!」とナイスヒント。出てきていた子どもは、三角定規の直角の部分をあてて、直角を証明した。その後は、「みんながつくった道にはどんな交わり方があるのかな?」と、未知の交わり方を調べる展開に。そして、それぞれの交わり方を見ていく中で、直角の有無に気付き、「垂直」という用語を伝え、本時は終了。「交わる」のイメージや「まっすぐ」を「直線」に言い換えたり直角の証明をしたりと、すこし丁寧すぎたかなあという印象もあったが、どうだろうか。明日は、交わっていない直線同士に垂直関係が成立するのかを考えていく。

 

 3時間目、理科。専科の授業。

 月の動きについて。

 

 4時間目、総合。人権学習の一時間目。人権って何だろう?ということを皮切りに、自分自身を見つめなおしたり、友だちを見つめ直したりするといったことを念頭に、自分らしく生きることやそれぞれの存在それ自体が大切にされること、さらには人はそれぞれちがっていて、「個性」というものが存在することなどを確認した。そう簡単に「人権とはこういうものです。」とは言い切れないところに人権学習の本質がある。要は考えましょうということだ。

 

 5時間目、社会。自然災害。三大台風(室戸台風、ジェーン台風、第二室戸台風)について確認し、年表を読み取りながら、災害の傾向を把握していく時間だった。子どもたちなりに年表から読み取ったことがあり、なかなかに興味深かった。明日は、大阪府の地理的な側面から、風水害を検討し、なぜ大阪府は風水害が多いのかを考えていく。

 

 学校公開つかれたなあ。

 なんだか気が張り詰めていた感じで、ほっと一息つくと、どっと疲れがくる。

 おいしいラーメンでも食べて、サウナでも行こうかなあ。

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ご献本いただきました!

ご献本いただきました。
以前も申し上げていましたが、連載中の「子どもの考えは、びっくり!ドッキリ!宝箱⭐︎」に寄稿させていただきました。

4年「角の大きさ」の学習で、180度をこえる角度について、既習を生かして求めていく過程の中で、子どもたちの考えにびっくり!ドッキリ!させられたときのことを書かせていただいています。

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2022.9.6

9月6日(火)
 八日目。
 1時間目、保健。発育と発達について。普段、身長がのびたとか、体が大きくなったとかを感じることはそうない。それぞれの経験を想起した後に発育と発達の言葉を確認した。その後は身長の変化を見ていくことを通して、発育や発達には個人差があることを確認した。
 2時間目、発育測定。一時間目の学習の後に、発育測定。子どもたちは、身長や体重の変化に興味津々。みんな大きくなったなあ。
 3時間目、算数。概数のテスト。百の位までの概数にしたときに7500といえる範囲を求める問題が難しい。ていねいに答案を見て、その後のフォローを考えないとなあ。
 4時間目、国語。「学校について紹介することを考えよう」の学習。学級会を経験してきているこの子たちには、釈迦に説法の話なのだが、改めて役割を考えながら話し合うことについて考える。明日はクラスのマスコットキャラクターを何にするのかを考える。
 5時間目、図書。最近はホラー系の本とか、誕生日占い系の本などが人気かなあ。借りている絵本からも子どものことを知っていきたい。
 6時間目、クラブ活動。久しぶりのクラブ活動で、子どもたちも楽しそうだった。もっと感想を聞けばよかったなあ。明日聞こう。
 放課後は、応援団練習。
 本当に、ほっと一息つけるのが17時になってからっていうのが、ちょっとずつきつくなってきたなあ。ただ、変える時間に特段変化はないから、働き方として振り返った時には十分すぎるくらいいい感じ。
 明日は学校公開。
 1時間目から5時間目まで子どもたちのがんばりを見てもらえるように、がんばろう。

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2022/9/5

9月5日(月)

 七日目。

 1時間目、運動会練習。エイサーの練習。「ゆいまーる」を合言葉に、少しずつ練習していく。とんでもない量の汗をかいていた(笑)

 2時間目、算数。学習内容の定着をはかる。ある位までの概数にするのと、上から○けための概数にするので、ごっちゃになっている子がいるなあという印象。また、以上、以下、未満などをつかって、範囲を表す問題もむずかしい。単元末テストまでになんとかしないとなあ。

 3時間目、4時間目、図画工作。『黒い船に乗って』を扱っている。最近、図画工作で、子どもたちに「どうしてそうぬろうと思ったの?」「どうして、たらしこみでしようと思いついたの?」など、作品を仕上げるまでの過程にどれだけ対話を積めるかどうかを大切にしている。子どもの表現の意図をうかがうことは楽しい。

 5時間目、総合。運動会のスローガンを話し合う。前回までの話合いで、どのような運動会にしたいかを考えたので、そうしたイメージをもとにどのような言葉を編んでいくかを考えた。

 6時間目、外国語活動。専科の授業。

 放課後、応援団練習。終了後、体育部であれこれ整理整頓。気づいたら5時。息つく暇もないとはこのことで、これが9月の1か月間続くと思うと・・・(笑)

 まあ、やってることは楽しいし、子どもと関われる時間ばかりだからそれでいい。無駄な会議などもほとんどないし。

 明日も運動会練習がある。ほんと、一日にいったいどれだけの汗をかくんだってくらい汗をかくから、脱水症状にだけ気を付けよう(笑)

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