5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

冬休み 課題図書

冬休みの課題図書。
奈須先生の本はいつも学習者主体(子ども主体)の文脈でかかれているから本当に読みやすいし、何よりテーマ性もバッチリ今にあってる。

それに難解な書かれ方はしていないし、それでいて研究者らしい理論的な内容も同時にかかれているから、説得力もすごい。

そして、本書の舞台になっている天童中部小学校。
本当にすごい。「自学・自習」「マイプラン学習(単元内自由進度学習)」「フリースタイルプロジェクト」など、子どもの学びの文脈に合わせて学習を組織している。

本書でも述べられているように、
子どもへの深い「理解」と学びの文脈に沿った学習活動を展開する「覚悟」が教師には求められているんだと思う。

一回じゃ物足りない。
何度も何度も繰り返し読んで、味わい尽くしたい一冊である。

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