5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

4月22日(金)

4月22日(金)
 1時間目、習字。「林」の字。右はらいに注意するよう指導し、どんどん書いていく。姿勢、筆の持ち方など、支援チームの先生とともに子どもたちに伝えていく。
 2時間目、国語。「こわれた千の楽器」3時間目。2場面と3場面を音読後、はじめはしょんぼりした気もちの楽器たちがおどり上がって喜ぶ姿になるまでの変化を追いかける。最後には、子どもたちと変化が分かるようにしようということで、心情曲線的な線をかく。
振り返りとして、冒頭と同じ箇所を音読。音読に変化が見られたのが収穫。
 3時間目、算数。テスト。3けた×3けたの計算、大きい数を数字でかくなど、子どもたちがケアレスミスをしそうな箇所が心配。支援チームの先生が丸付けをしてくださるので、それを待つ。
 4時間目、道徳。目覚まし時計。規則正しい生活をするためにはどうしたらいいかを考える。早寝・早起き、朝ごはんが大切であり、あたりまえであることは子どもたちは知っているが、そのあたりまえをなぜ行う必要があるのか、規則正しくある必要性とは、そんなことをいっしょに考えた。
 給食。マグロのオーロラ煮。おいしい。
 5時間目は体育なので、先に掃除。砂ぼこりでいっぱいだったロッカーがとてもきれいになっている。すばらしい。
 5時間目、体育。体操後、ジグザグコース、ラダーコース、ミニハードルなど、それぞれのコースをサーキット形式でまわる活動を行う。続いて、グループでボール回しやボールの扱いを中心に運動。最後にドッジボール。子どもたちが汗をかいていたのがよかった。ところが、この体育の時間にいくつか問題がおこっていた。
 6時間目、社会・・・のはずが、ある子が「先生、ちょっと来てください。」ということで行ってみると、女の子グループがなにやらもめている。先ほどの体育の時間にひと悶着あったようで、それについて話し合っていた。事実を確認後、加害側(あえてこう表現する)に指導。被害側の思いや気持ちを聞き取り、そのことも受け止めるよう伝える。その後、別の子が「じつは私ももやもやしていることがあって・・・」とその子の話へ。この子らと出会って、2週間とすこし。なかよしグループなのは見ていてすぐわかるが、これまでの学年で何かしらの根っこを抱えていそう。話をすすめていくうちにもやもやは晴れてスッキリした様子であったが、これはほんの一部にすぎないし、これからもっと大きなことにつながりそうなにおいがプンプンする。予防的生徒指導を意識してこれから考えていかないといけない。
 6時間目は、結局残り20分(話をしている間は子どもたちはタブレット端末や読書をした入りして空白の時間を過ごしていた。この対応も改めて見直さないといけない。集団が置いてきぼりになるし、授業後の放課後に話をすればよかったかなとも思ったが、この日は16時に会議があったため、そちらとの兼ね合いを考えてしまった・・・。)となったが、地図クイズを10問ほどして終了。6時間目なのに、やけにテンションが高く、盛り上がった(笑)
 会議終了後、生徒指導案件を学年チームの先生方に報告、今後の対応を考え、保護者へ一報。管理職にも報告し、月曜以降の対応の方向性というか、見通しを立てる。
 子どもの情報は一人でもっておくのはあまりにももったいないし、こうした生徒指導案件は特にたくさんの人に情報を共有しておく必要がある。何より、異動したての自分にとってはこれまでのことを含め、あまりにも情報が少なすぎる。引継ぎは先入観につながるから・・・ということで、引継ぎはなかったが、それでもその子のことを教えてくださいと粘るべきだった。まあ、こうかいしてもおそいので、これから情報収集に勤しみたいと思う。

f:id:takateruo:20220423112942j:imagef:id:takateruo:20220423112951j:image