5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

5月9日

5月9日(月)

 算数。わられる数が3けたのわり算のひっ算。854÷3の式を確認すると、やったことないと戸惑う子どもたち。答えの見積りをしてから、自分で考える時間を設けた。

 その後、数名の子どもたちにどこまでがわかって、どこからが困っているのかを黒板に書くとともに説明してもらった。

 そもそも手がつかないという素直な悩みから5をおろしたあとの処理の仕方がわからないという悩みなど、解決するべき課題が浮き彫りになった。そもそも手がつかない子に寄り添いながら進めることで、子どもたちは85÷3の筆算に帰着した。そして、そこに一の位の4が付け足されただけで、たてる→かける→ひく→おろすのアルゴリズムが繰り返されるだけであるということに気づいた。

 道徳。今日は「いじめについて考える日」で、水曜日に迫った遠足を意識して、「遠足の朝に」という教材を選択して、学習した。正しいことを行うことは勇気のいる難しいことだが、自信をもってすることが大切だと子どもたちは気づいた。しかし、やっぱり実際の行動にうつすとなると、ハードルは高そう。最後にはNHKのスマホリアルストーリーを視聴して、いじめをなくすために自分にできることを考えてもらった。子どもたちは、だれかに相談する、声をかけてあげる、いじめている人に注意するなど、自分にできそうなことを書いていた。これから先もいじめについては伝えていきたいことがあるため、学級通信等で発信を続けようと思う。

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