5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

5月26日 降りしきる雨の音を聴きながら一日を振り返る

5月26日(木)

 算数科「折れ線グラフと表」の学習。題目を隠して二つのグラフを提示。子どもたちは、体温の変化であることを見ぬく。その後、二つのグラフの違いを確認し、波線に気づく。どちらのグラフがわかりやすいかな?と問うと、波線ありのグラフが分かりやすいという。そこで、なぜ、波線アリのグラフの方が分かりやすいのかをめあてに学習を進めていく。子どもたちは、36度よりも下を省略しているからわかりやすい。ふつう、体温は35~36度だから、36度より下を省略している。など、省略の意図をとらえていった。そして、そうした省略を行うことで、1めもりのみえ方(大きさ)が変わってくることに気づき、波線アリのグラフの方がわかりやすいことを確認した。その後、チャレンジ課題として、題目を変え、再び二つのグラフを提示。先ほどの考えを参考にしながら、自分の言葉でどちらの方がわかりやすいのか説明することを課題として提示した。

 学級活動。「学級の歌を決めよう」という議題で学級会を行う。前回に歌を決めており、今回はどんな歌詞にするか、歌に入れる言葉とだれがどの歌を担当するか、実行委員会を決定することに。教師からの言葉かけとして、学級目標を意識した歌詞になるといいねと伝え、話し合いスタート。子どもたちからは「一人も見捨てない」「スマイル」「協力」など、学級目標やクラス像を意識した言葉がたくさん出てきた。曲は全部で7曲あるため、出てきた言葉はそれぞれの歌に合わせて、すべて使うことになった。続いて、実行委員会の決定。こちらも子どもたちで最低4人以上はほしいということで、4~6人のグループをつくった。今回で「学級の歌を決めよう」の話し合いはようやく終わるが、本当に粘り強く話し合いを行ったように思う。特にここ数回の学級会の中で「一人も見捨てない」がかなり意識されてきているように思う。次回は、「お楽しみ会をしよう」という議題が提案されていたため、計画員会でそれを検討し、話し合いの場にもっていきたいと思う。

 今日も子どもの姿からたくさんのことを学んだ一日だった。

 降りしきる雨の音を聴きながら、今日という一日を振り返る。

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