5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

6月3日

6月3日(金)
 国語科「みんなで新聞を作ろう」の学習。週の終わりなので、進捗具合を把握するために子どもたちに今何をしていて、どこまでできて、何に困っているのかなどを黒板に書きだしてもらった。新聞の完成報告もすこし聞こえてくる。感心したのは、自分たちが終わったから終わりではなく、参考図書をほかの班に知らせているところだ。今週はとにかく新聞づくりの一週間だったが、来週はどうしたものか・・・。子どもたちに相談してみよう。

 道徳「小さな草たちにはくしゅを」の学習。
 先日の浄水場見学のとき、そして登下校の通学路の写真を提示。わざと、電柱の下に生える雑草や道路に咲く花にスポットをあてて写真を提示。子どもたちが小さな草たちに気づいたところから、教材文を読んでいく。登場人物の行動の意図や考え、思いなどを想像したうえで、身近な自然に意識を向ける。ありやちょう、セミなど、小さいながらにもけなげに生きている生き物はもちろん、春に人々の心をつかむさくらの存在など、こどもたちがそっとはくしゅを送りたくなるものについて、写真とともに最後は確認した。

 社会科「健康なくらしをささえる」の導入。大単元の導入ということで、副読本のイラストから、だれがどんなことをしているかを確認。それぞれの観点ごとに分類しながら黒板に整理していく。授業の最後には、生活で必要なものランキングを作ろうということで、ノートに書いてもらった。子どもたちは圧倒的に「水」、次いで電気、ガス、ごみ・・・と続いていった。「先生はどうなの?」と聞かれたので、「先生は同率一位で全部かな!」と答える。
当然子どもたちからは大ブーイング(笑)で、「それならぼくもそうしていたよ!」「先生ずるいよ!」「そもそもランキングをつけようなんていう先生の質問がおかしい!」とにぎやかに(笑)「結局、みんなは何が言いたいの?」と問うと、「結局どれも大切なんだよ!」「どれも生活には欠かせないもの!」という反応があった。本時の学習がよかったのかどうかは、
これからそれぞれの学習を通してわかってくるだろう。

 余談だが、6月から社会科の学習を一気に子どもたちにゆだねてみようと思う。『学び合い』的にやっていくか、「単元内自由進度学習」的にやっていくか、はたまた奈良女子大学附属小学校の「子どもがする授業」のようにやっていくか、悩みどころ。土曜日、日曜日でしっかり練って、来週にのぞみたい。

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