5年目教員の日々の学びと反省

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中学校数学の授業動画を視聴して

<中学校の授業動画を視聴して>

 某附属中学校の数学の授業動画を視聴した。

 中学校数学らしく、扱う内容が専門的で、学習内容については参考になるところが多かった。本単元は平方根で、事前のアンケートから、平方数の平方根や根号のある平方根を小数で表す方法に対する疑問などがあり、そこから平方根を探す(近似値を求める)方法を探すというめあてが確認された。

 その後、復習問題が行われ、そこから大きな素数の2乗の平方根など、探しにくいものについて考えさせることを通して、開平計算の方法へと進んだ。開平計算は、江戸時代の塵劫記吉田光由 著)に記された計算方法である。

 例をもとに開平計算の方法を確認し、いくつか適用題を扱った後、開平計算の筆算がどのように考えられているか、その意味を考えていくことになった。

 これが大変難しく、面積を基にした考え方と、式を基にした考え方をそれぞれヒントとして提示し、考えを深めていった。

 最後にはロイロノートに考えを提出し、数名の生徒が考えを発表し、本時は終了。

 何人の子どもたちが、ひっ算の意味に迫れたかは正直あやしいなあと思う。それと同時に、本時の開平計算が子どもたちの問いであったかどうかもあやしい。

 適宜行われる学習班での交流では、「ああー、そういうことか。」「あれっ?ちゃうちゃう。ここはこうやから。」と友だちの考えを聞いて納得したり、友だちに説明する中で自分の考えを修正したりするなど、いわゆる対話的な学びとして機能していたかもしれない。

 中学校の授業は、内容面はもちろんのこと、問題や課題をいかに子どもたちの問いとするか、あるいは子どもの問いをいかに引き出すか、など教師の役割を考えるうえで参考になることが多い。何より子どもたちの反応を見ていると、冷静に問題や課題、他者に向き合う姿があり、何に関心を示すのかなど、子どもたちの姿から学べることが多い。

 引き続き、中学校の授業動画がいくつかあるので、視聴したいと思う。

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