二学期のめあて
<二学期のめあて>
子どもたちが初日に書いた「二学期のめあて」
まだ始まったばかりなので、ざっくりとしためあてでも大丈夫だよということを伝えたうえで書いてもらった。
子どもたちなりに二学期にどんな見通しをもっているのかを確かめられるから、大切に活用したい。
新しい算数研究9月号に寄稿させていただきました
【書籍紹介】
毎月購入している、『新しい算数研究』の9月号。
今号は〈算数の「協働的な学び」と数学的活動〉がテーマです。
ぼくも、僭越ながら〈子どもの考えは、びっくり!ドッキリ!宝箱⭐︎〉という特集に4年「角の大きさ」の授業実践をもとに寄稿させていただきました。
尊敬する算数教育実践家の皆さんの中に、5年目の未熟者の名前を入れていただくのは大変恐縮ですが、自分自身、実践を見つめ直し、これからの課題等を考えるきっかけをいただけたと思っています。
これからもがんばります!!
8月26日
8月26日(金)
今日から、2学期がスタート。日々の日記も、これを機に再開します。
教室のカギをあけて、机をぞうきんで拭く。朝8時10分、子どもたちの元気な声が聞こえてくる。
教室に入ってきた子が「おはようございます!」とあいさつしてくれる。その後も次々に教室に入ってくる子どもたちだが、あいさつをして入る子もいれば、すこしぎこちない態度で入ってくる子どもたちもいる。ある程度、子どもたちが来たところで、教室を一周してあいさつをしていく。「ちょっとかたいなあ。でも久しぶりだもんなあ。」と、ほっこり。
その後、子どもたちが集まり、ぼくは、職員朝会へ。連絡事項を確認し、教室へ上がる。
二学期始めのあいさつをして、健康観察。一人ひとりの返事の後に簡単に会話する。
そうこうしているうちに始業式の時間が近づいてきたので、移動。
始業式の子どもたちの姿勢を観察。背筋が伸びているのが子どもたちの二学期へ向けた意気込みのように思える。
教室に帰ってきてから、夏休みの課題等を回収し、こちらからの配布物をくばる。一時間目は終了。
二時間目は、学級通信をくばり、二学期へ向けた思いを話した。二学期は、「学校へ来てよかったなと思ってもらえるようにするからね。」と子どもたちに目標を話す。
そして二学期から新しく取り組みだす、作文紹介の時間。二学期は毎日ひとつ、児童詩か作文あるいは日記をしょうかいしていく。
その後、新しい漢字ドリルを配布し、ていねいに名前を書かせたのちに、早速音読からスタート。「はきはき、すらすら、正しく」を大切に音読をくりかえす。その後、一ページほど漢字練習をして、二時間目終了。
二時間目の休み時間。教室の子どもたちのようすを観察したり、一緒にお話したりしてから続けてグラウンドに向かう。元気よくドッジボールをしている子どもたちのようすを観察。3時間目のはじめに、休み時間のみんなのようすを紹介した。
三時間目は算数。レディネステストと、一学期の復習。その後、二学期のめあてをかく時間をとった。二学期のめあては、この土日にしっかり見ておきたい。
四時間目は、道徳。係活動と当番活動に向けて、「働くこと」について考える題材を2つ読み聞かせを行い、感想を書いてもらった。ここで考えたことを踏まえて、当番活動と係活動について決定していく。
ひさしぶりの給食。配膳もいい感じ。何より子どもたちがおいしそうに給食を食べている姿がいい。「先生、あたし食べるのはやくなった!」「先生、たりないよ~。」うんうん、なんか帰ってきたなあという感じがして、これまたほっこり。
掃除の時間。久しぶりの掃除なので、とにかく動いてはチェック、動いてはチェックをくりかえして各担当場所を確認した。もちろん、いっしょに掃除。
5時間目は、絵本の読み聞かせ。『なんでやねん』は、子どもたちと一緒にツッコめるから、何度読んでも楽しい。『じゃない』も、子どもたちの反応がよかった。
読みきかせを終えてから、ミニゲーム!今回はペアでできるミニゲームをいくつか行って、下校時間がきた。
いやあ、本当に久しぶりの子どもたちとの時間だったけど、本当に楽しかった!!時間が経つにつれ、子どもたちも気持ちがほぐれてきたのかいろいろとお話してくれたのもうれしかったな。ちょっぴり気になるなあという子もいたけど、ぼちぼちいこうかなあという感じ。
子どもたちといっしょに、すてきな2学期を創りたいなあと思った初日でした!
中学校数学の授業を見てテンションが上がった
〈中学校数学の授業をみる〉
ポストをあけると、附属坂出中学校より資料が送られていた。
資料の一部(数学)に関する部分を読み、授業動画を視聴。
内容は九九表から規則性を見つけ、文字を用いて一般性を検討していくというもの。
・・・
正直、すごくテンションが上がりました。
中学生ってすごいなって。
九九表から帰納的に規則性を見いだし、演繹的に一般性を検討していくその過程がとても興味深かった。
何より、グループでの交流がとてもよかった。
ジグソー法のような形ですすめられていたのだが、
説明する生徒は、数学的な表現を用いて別のグループからきた生徒に説明し、別のグループからきた生徒は、「それってこういうこと❓」「でもそれって、、、」などと対等の立場で話し合っていた。
その中で、自分の班の説明を見つめ直したり、修正したり、さらにはよりよい表現として、新たに考えを付け加えたりする、そして最も印象的だったのは、同一グループ内で、それまではわかっていなかった自分の班の考えが、説明を聞くことを通して「おぉー、今はじめてわかった!なるほど!!」とわかるようになった瞬間である。
なるほど、協同的な学びというか、対話的な学びというか、ここら辺が大切なんだろうなあと、見ていて感心した。
友だちの説明を聞いて、「へぇー、やるじゃん。誰が思いついたの❓」「すごい!パチパチ(拍手)」などと自然にお互いを認めあったり相互評価しあったりする関係性もとてもいいなあと感じた。
この授業、対面でみたかったなぁ。
生活指導8.9月号 読了
読了。
2学期の総合的な学習の時間では、人権教育を
テーマに学習を行なっていく。
もちろん、その中には、性の多様性に関する学習課題もある。
性の多様性についてどう考えるか、
子どもの生活現実と照らし合わせながら、あたりまえをどのように問い直していくか、
生活指導的アプローチでどのように性の多様性をとらえていくかなど、
実践を考える上で参考になることが大変多かった。
学び続け、考え続けよう、そう思えた一冊だった。