5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

研究メモ

研究メモ

「つまずき 算数」というワードで先行研究を検索してみると、つまずきに対する指導、手立てといった論文が多くある。また、学習障害がいや算数障がいといったキーワードも多く見かける。それらのタイトルや中身を見てみると、どうやらつまずきというと、ヒントカードの提示や、指導の手立てといった個別指導や個に応じた指導によって解消すべきものであるというイメージで語られている感じがする。それに、つまずきに対するイメージは否定的あるいは消極的であることが多いようだ。そのようなつまずきを、その子なりの見方・考え方というように、いわゆる「個性」として捉え、子どもの側から「つまずき」というものを協働的に乗り越えることで、本質的な理解につなげることはできないだろうか。「つまずき」を「個性」として捉えるなら、それを生かすことで、個別最適な学びを実現することはできないだろうか。「つまずき」を学習の個性化の視点から捉え直したい。なんだか今日はいろいろな気づきがありそう。