5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

中学校数学の授業を見てテンションが上がった

〈中学校数学の授業をみる〉
ポストをあけると、附属坂出中学校より資料が送られていた。

資料の一部(数学)に関する部分を読み、授業動画を視聴。

内容は九九表から規則性を見つけ、文字を用いて一般性を検討していくというもの。

・・・

正直、すごくテンションが上がりました。
中学生ってすごいなって。

九九表から帰納的に規則性を見いだし、演繹的に一般性を検討していくその過程がとても興味深かった。

何より、グループでの交流がとてもよかった。
ジグソー法のような形ですすめられていたのだが、
説明する生徒は、数学的な表現を用いて別のグループからきた生徒に説明し、別のグループからきた生徒は、「それってこういうこと❓」「でもそれって、、、」などと対等の立場で話し合っていた。

その中で、自分の班の説明を見つめ直したり、修正したり、さらにはよりよい表現として、新たに考えを付け加えたりする、そして最も印象的だったのは、同一グループ内で、それまではわかっていなかった自分の班の考えが、説明を聞くことを通して「おぉー、今はじめてわかった!なるほど!!」とわかるようになった瞬間である。

なるほど、協同的な学びというか、対話的な学びというか、ここら辺が大切なんだろうなあと、見ていて感心した。

友だちの説明を聞いて、「へぇー、やるじゃん。誰が思いついたの❓」「すごい!パチパチ(拍手)」などと自然にお互いを認めあったり相互評価しあったりする関係性もとてもいいなあと感じた。

この授業、対面でみたかったなぁ。

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