5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

R4.学びログ No.2

R4.学びログ No.2
<読書で読む本について>
 ぼくが読書をするときに読む本は、教育に関する本が多い。仕事が教育関係だし、教育それ自体に関心があるから、教育に関する内容が書かれている本を多く手に取るのは当然ともいえる。
 でも、時には志向を変えたくてちがったジャンルを読むときがある。社会人になりたての頃はビジネス本や小説なんかを読んでいたけど、最近はそれらにはあまり関心がなく、芸術所や科学技術関連の本を読む機会が増えてきた。
 4月に入ってから(正確には三月下旬ごろ)本を大量に購入しており、「あっ!これおもしろそう!」という単純な興味関心から購入するものもあれば、「これは今、必要な情報だなあ」と考えて選ぶ本もあったり、「これは最近のニュースやネット記事でよく見かけるキーワードだなあ」と必要性を感じて購入する本など様々だ。
 写真にある二冊の本は、最近ニュースやネットなどでよく見かけるキーワードとして、自分の中で持っておいた方がいい知識だなあと思ったので、購入したものだ。

『データサイエンティスト入門』p.22より
 「データは21世紀の石油」
  原油は、地中に埋まっているままでは価値がありません。採掘、備蓄、精製・加工とい
うプロセスを経てガソリンなどが生み出され、価値が創出されます。データも同様です。
ただ集めただけでは価値がないのです。まず、集めたデータを同一形式に統一したり、欠
損値を埋めるなど、分析できるように整理します。次に、そのデータをクラウド環境など
に保存します。最後に、その環境の中でデータの分析を行い、データの背後にあるルール
アルゴリズムなどを見つけ、意志決定につなげることで価値を創出することができま
す。
 このように価値の源泉となるデータを整理・分析して価値あるアウトプットを創出す
る業務を担当するのがデータサイエンティストです。

*教育におけるデータの利活用はまだまだ十分とはいえないし、スピード感もかなり遅
い。研修などではいまだにGIGAスクール構想という言葉を聞くが、正直周回遅れだ
と思う(だってもう今年で3年になるんだから・・・)。現場では、データにしようと
思えばデータにできることがたくさんあって、それを整理・分析して利活用し、現場に
ある種の革命を起こそうという気をもっている人が少なすぎる(自戒の念を込めて)気
がする。2022年はもっと「教育×データ」に焦点があたる年であってほしい。

メタバース さよならアトムの時代』より
 <メタバースの条件>
 ①永続的に存在する
 ②リアルタイム性
 ③同時参加人数に制限がない
 ④経済性がある
 ⑤体験に垣根がない
 ⑥相互運用性
 ⑦幅広い企業・個人による貢献
 ⑧身体性
 ⑨自己組織化
 
 *「メタバース」は個人的に大変興味深い分野で、以前から色々知りたいなあと思ってい
た。上には、本当に簡単にメタバースの条件として列挙しただけなのだが、特に⑤~⑨
あたりは、教育とも関係してきそうで、これから詳しく読んでいくのが楽しみである。
これからの時代(特に2022年)に備えるためにも、知っておかないといけないことだ
なあと思い、こうして休みのちょっとした時間にこういった本を読んでいこうと思う。

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