5年目教員の日々の学びと反省

学びは「はてな」から始まる、日々のくらしの中から見つけた「はてな」を記録するブログ。

4月15日(金)

4月15日(金)

 春の交通安全指導。交差点に立つ。

 

朝は、英語タイム。低学年からの英語学習の一貫でいわゆるモジュール。

 

 1時間目、音楽。専科の先生による音楽。この時間は子どもたちのサポートをするのだが、もちろん、この時間にできることをさせてもらえる時間でもある。この時間が毎日1時間でもあればなあ・・・と思うほど、ありがたい時間である。

 

 2時間目、国語。「一年間でがんばりたいこと」をたくさん書いてもらう。その後発表。

たくさん出たものの、なんだかごちゃごちゃしている。どのように整理するといいかな?という課題が出てくる。グループに分けて整理するといいんじゃない?ということで、学習課題を設定。その後、グループに分けるってそういうこと?と聞いてみると、習い事は習い事、学校は学校・・・のようにグルーピングを説明してくれる子どもがいた。スポーツは習い事に入るんじゃないかな?という子どもの発言から、「あなたたちは頭の中でなにかふくろのようなものを想像しているのかな?」と黒板に集合図のようなものをかいていく。その後、分け方にもいろいろなやり方があるということになり、一度、子どもたちがどのような分け方をするのか、ゆだねてみることに。子どもたちからは、線を引いて分ける、印(〇)をつけてわける、集合図のように書き出してまとめる、色分けしてわけるなど、多様なアイデアが出た。次回は、こうした多様な分け方のそれぞれの良さを検討し、グルーピングの本質をみんなで学んでいきたい。「個別最適」から「協働的」にどのように展開していくか、この土日で要検討。

 

 3時間目、算数。38億をもとに、10倍、100倍、10/1、100/1していく。子どもたちは0が一つ増え(へる)など、違いを発見していくが、それを異なる言葉に置き換えていくことを意識したのが本時である。上(下)はずっと続いていくよ!という子どもたちの言葉から、あとは自主学習で追究してごらん。と投げかけ、本時は終了。

 

 4時間目、道徳。「あなたの時間にいのちをふきこめば」

 日野原先生の取り組みや、メッセージから、「時間にいのちをふきこむとはどういうことか」を考える。最後には子どもたちから「先生はどんなふうに考えているんですか?」と質問があったので、ぼくなりの考えを発表した。ぼく自身、日野原先生は「時間をいのちという言葉に置き換えているような気がして、その逆にいのちというものを時間という言葉に起き家庭るように思う。そう考えたときに日野原先生がメッセージで書いていたように、自分のためだけではなく、だれかのために時間(=いのち)をささげてほしいという言葉の意味がわかってくる。つまりは・・・」といった具合で、実際はもっとくだいて説明したわけだが、こうしてこどもたちと一緒に考えていくことは楽しい。

 

 5時間目、学活。

 学級会の司会、副司会、黒板記録、ノート記録などの役割をそれぞれグループできめる。その後、係活動の掲示物作成。

 

 6時間目、外国語活動。C-NETの自己紹介。もう、これが楽しくて楽しくて。子どもたち全員がふりかえりで楽しいとしていたのもうなずけるほど、楽しかった。あのときのみんんなの笑顔がすばらしかったので、月曜日に渡す学級通信にも「笑顔」について書こうと思う。

 

 16時以降は、会議があったり、学年打ち合わせがあったり・・・。

 本当に息つく暇がないなあ。トイレに行く1~2分が唯一の思考整理の時間という感じ。

 まあ、楽しいからいいんだけど。

 とにかく、これで2週目が終わり。来週に向けて、土曜日、日曜日もしっかり準備していこうと思う。

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4月14日(木)

4月14日(木)

 今日は雨の予報だったので、子どもたちは傘をもって登校。先日の傘指導の甲斐あって?(笑)傘はきちんとたたんで入っていた。

 1時間目、学級代表を決める。先日は急な提案だったので、1日寝かせて(とは言いつつ、学級通信で学級代表についての話をしていた)、本日改めて学級代表を決める。立候補してくれる子が11人。先日が0人(笑)だったのに比べて、間違いなく寝かせてよかったと確信。一人一人の思いを聞きながら学級代表を決めていく。

 2時間目、社会。地図クイズの続き。グループで協力して都道府県をあてていく。2時間目の途中に内線が鳴り、学級写真をとりにいく。どんな写真ができるか楽しみ。

 2時間目おわりの休み時間、ドッジボールをする。6年生のレベルがすさまじい。あんなボール受けれる自信がない(笑)4年生にまたあてられ、外野で待ちぼうけ(笑)くやしい。

 3時間目、算数。「大きい数」の続き。数直線の読み取りからスタート。今日はすごく印象的だったなあ。個人的に研究したい「学級活動×算数科-心理的安全性を基盤にした誤答を生かす算数授業-」とつながる授業になったんじゃないかと思う場面があった。それはまさに一人の子が誤答を言ったときに、それをみんなで考えていくという展開になったわけだけども、興味深いのはその場面をなんとか乗り越えた後、まわりの子の発言率が間違いなく上がったというところである。心理的安全性は日常の生活から獲得できる側面もあるが、授業を通して心理的安全性を獲得できる場面もあるという仮説をぼくはもっているが、まさにそれを裏付けるような場面に出会った気がする。この文章は日記なので、詳細は研究メモに書くが、きちんと今日中に整理して残しておきたい。その子(誤答を言った子)のおかげで、みんなが1めもりの大きさに着目することの大切さに気づいたし、何よりその子自身が振り返りで、自分の考えの変容を書き表しているのが印象的であった。そして、もっと印象的だったのは、授業が終わってその子が「先生、これはこういうことでしょ。」と説明しに来てくれたことである。みんなで考えて解決することができてよかったね。あなたのおかげで大切なことをみんなで確認することができたよ。ありがとう。と告げて、算数の時間を終える。

 4時間目、国語。「もしも、どうしたい」の続き。今回はペアでテーマを設定してやりとりをどれだけ続けられるか、挑戦してもらった。全2回行ったが、1回目よりも2回目の方がうまくいったと振り返りで書いている子どもが多かった。振り返りの視点として、できるようになったこと、むずかしかったこと、うまくいったことなど、いくつか提示したことで子どもたちの振り返りもよかった。

 給食。準備の時間10分ちょうど。すばらしい。このスピードが大事。もちろん、給食をいただく前にほめる。子どもたちも「やった!こんなに食べる時間ある!」と言っていたが、この「やった!」が大切である。

 昼休み、「先生、おにごっこしよ!」と誘ってくれる子がいたので、2つ返事でオッケー。

いい汗かいた!

 5時間目、学活。係活動のポスター作り。子どもたちは自分たちで必要なものを考えて自分たちでポスターをつくっていく。その姿がすてきである。チームズでつないでいる子どももいっしょに参加。そういえば、今週はチームズでの接続(オンライン授業)と対面授業のハイブリッドで授業を行っているが、これが結構しんどい。でも、国語でペアで話し合うときもそうだし、地図クイズのときも、本時の係のポスター作りでも、いっしょに取り組んでいるという実感をできるだけ味わってほしいし、何より一人も見捨てたくないので、ハイブリッドができる本校に感謝である。

 6時間目、理科。専科の先生に交代。子どもたちを俯瞰的に見るチャンス。隣の組が学活の話し合いをしていたので、自教室と隣の教室を行ったり来たり。

 帰りの会、今日のチェックポイントは①返事、②靴のかかと、③イス。さようならのあいさつをして子どもたちは下校。

 16時より児童会活動についての研修。本校は児童会活動も研究対象になっているので、とにかく学ぶ。つかれのピークが襲い掛かってくると同時に花粉症までやってくる始末。結果目をこすりにこすって、目を赤くさせて研修終了。内容はしっかりと理解しました(笑)

 17時から教室にこもって子どものノートを見る。ふりかえりをかいた国語と算数のノートを確認。その他いろいろして、18時半。今日は19時セットなので、そのまま退勤。

 今日は息つく暇がなく、家に帰ってきてから、しばらくは休憩をとる。

 その後、学級通信をかいたり、授業準備をしたり・・・。そして思い出したかのように今、これをかいている(笑)

 明日で新年度がはじまって2週間になる。1日1日の時間がはてしなく長くなったが、しっかり燃え尽きようと思う(笑)

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4月13日(水)

4月13日(水)
 今日の朝は読書タイム。職員が朝会をしている間に子どもたちは教室で本を読んで過ごす。職朝がおわり、教室に行くと、子どもたちはしずかに本を読んでいる。すばらしい。
 1時間目。国語「もしも、どうしたい」の学習。もしも・・・なら、というテーマに対して、しっかりと自分の考えをもつ時間をもっと保障してあげればよかったなと反省。そして教科書を子どもの文脈に落とし込めなかったところが反省点。
 2時間目、算数。「大きい数」の続き。「兆」の位を確認。子どもたちは昨日の学習と今日の学習を比較し、「結局昨日といっしょだね。」と共通する点を見つけることができた。きっとこのあとどれだけ暗いが上がろうとも、子どもたちは「これまでといっしょだね。」というであろう。
 3時間目、社会。地図帳をつかった授業開き。「耳川を宮崎県からさがしてごらん。もちろん、グループで教え合ってもいいよ。」「大阪城を見つけてみましょう!」など、お題を与えて、地図で探すことをくりかえし行った。子どもたちはグループで夢中に探していたし、何よりお互いに教え合う姿がとてもよかった。その後、都道府県に関するスリーヒントクイズを行い、本時は終了。これからも継続的にクイズに取り組みたい。
 4時間目、体育。今日は4月13日とは思えないほど暑かった。外で並び方を確認し、ラダーを用いた運動、その後、場所を行動にうつし、本校独自の体操。はじめから講堂にしておくべきだったと反省。
 給食。配膳にやはり課題がある。昨日に少なめに入れましょうといっていたにも関わらず、今日も給食が足りない事態が発生。もとからの量が少なかったのであればわかるが、入れ方に問題があるのなら、そこはきちんとつたえないといけないと思い、すこしきびしく指導した。もちろん、配膳の仕方はむずかしいし、その子だけの問題ではないから、全体に指導。
 今日は、5時間授業だったので、給食の後は掃除。給食でのトラブルから、掃除をする時間が少なくなってしまった。これも厳しく指導。
 今日はわりと厳しいことを伝えることが多かったが、それはすこし気持ちが緩んでいる気がしたから。というよりもこちらの線を窺っているととらえるべきか。とにかく、この時期はすこしきびしかったとしても伝えることはきちんとくりかえし伝えていこうと思う。
 今日は反省。

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4月12日(火)

4月12日(火)

 朝、子どもの一人が、「先生、くつのかかとがそろっていない人がいるよ」と伝えてくれる。「これはチャンス」ということで、改めて朝の時間にくつのかかと指導。けんこうかんさつを通して返事の指導。「はいっ!」の小さい「っ」がポイント。1時間目は体育なので、着がえ方の指導(どこで着がえるか、着がえた後はどうするか、服のたたみ方など)をする。着替えも素早く、いい感じ。朝の時間が残っていたので、机といすの指導もしておく。体育に備え、並び方をもう一度確認。

 1時間目、体育。本校独自の体操をする。子どもたちの動きを見て、全力でまねる。暑い。

ラジオ体操はまじめにすれば、冬でも汗をかくといわれているが、本校の体操も同様だ。

 2時間目、昨日話し合い損ねた係活動について話し合う。一人の子の意見(体育係と保健係はくっつけるべきである。なぜなら体育でけがをする人が多いから、保健係とセットで考えたほうがいいから。)について、みんなが納得する方向に話は進む。その後、各係活動にだれが所属するのか決めていく。無事?係は決まったけれど、むしろ工夫すべき(知恵を絞る)なのは、これからであることを伝える。

 休み時間。ドッジボールに混ぜてもらう。昨日はよけてばかりだったけれど、今日はとにかく投げる、投げる。暑い。調子に乗っていると、子どもに案の定あてられてしまう(笑)

 外野でふてくされていると、低学年の子が手をぎゅっとにぎってきて、「毛虫がいる。」と話しかけてきた。「どこにいるの?」とついていく。ほんとにいた。その子は毛虫を怖がっていたみたいだが、「毛虫はわるさしないよ。」と伝える。結局チャイムがなって、教室に戻る。

 3時間目、算数。「大きい数」の一時間目。習熟度別でわかれて授業。千万の位までの人口である、フランスとケニアの人口を読み、続いて日本。ざわざわしだす。一億の位があるからだ。一人の子どもがつけた「,」をもとに、学習を進めていく。「一億」の確認。

 4時間目、国語。漢字ドリルの学習の仕方を確認。ややぎこちない様子だったが、くりかえしやってみる。その後、教科書の扉の詩を音読。音読、すばらしい。この芽をつぶさないようにしたい。この子らにとって、音読は武器である、そんなふうに感じた。何より音読をしていてすがすがしい。音読の最後に「先生、暑くなってきた。」と言っている子がいたのが、印象的。一生懸命音読をがんばっていたもんなあ。最後に教科書の目次を確認し、一年間の国語の学習でがんばってみたいこと、できるようになりたいことをノートに書いてもらい、本時は終了。

 給食。準備〇。しかし、配膳の時にごはんを入れすぎてしまい、量がたりなくなってしまった。残食0を目標にしていたのであろう、たくさん入れすぎてしまったのだ。思えば、どれくらいの量をいれるかを伝えるのをわすれていたので、これを機にすくなめでいいことを伝える。無事給食が終了。

 昼休み、運動場でどの学年がどのへんでよく遊んでいるのか、観察。なるほど、4年生はドッジボールであそんでいるな。おにあそびをしている子はほとんどいない。遊具をつかって遊んでいる子が多い。それも特に3年生。いろいろなことが分かってくる。面白い。

 掃除の時間。はやく掃除が終わる子ももちろん出てくる。すかさずすみを確認したり、自分から汚れを見つけにいくことが大切であることを伝え、とにかく時間いっぱい掃除をするようにした。まだまだていねいな確認が必要。

 5時間目。学級代表(代表委員)を決める。手が上がらない。どんなことをするか、責任をもって努めてほしいといったことを伝えた後に、聞いてみたが、手が上がらない。「責任重大だから・・・」「だって、休み時間にも活動があるんでしょ。」「わたし、放課後は残れないから・・・」消極的な発言が続く。ぼく自身が急に投げかけたこともあり、これは反省。

いったん保留にすることを伝え、みんなも考えてきてほしいということを伝えた。これは今日のぼく自身の宿題。ちょっぴり元気がなくなっていそうだったので、ミニゲーム「だれがよんでいるでしょうか?」をする。思った以上にうけた。休み時間も「先生、これおもしろいからもう一回やろう!」「次は先生が後ろむいてよ!私たちの中から呼ぶからさ!」「えっ、この声だれかわからないの?担任の先生失格だよ!」など、出会って三日目で、顔と名前も覚えたばかりなのに、何て無茶な・・・(笑)とは思ったが、子どもらしい(笑)と同時に

最もだなと思った。声を聞いただけでだれかわかるようになる、それくらいの関係を子どもたちは望んでいるし、きっとそれ以上の関係を作っていく必要があるんだと改めて気づかされる。でも、何より楽しかった。

 6時間目。昨日の自己紹介の続き。「好きなことは、紅茶をいれることです。」「これでおわります・・・と思いきや、おまけのページです。」・・・、なんてすてきな子たちなんだろう。聞いている人をワクワクさせるようなアニメーションをつかったり、演出をしたりして見ていて(聞いていて)飽きない。それどころか、いろいろ質問したくなったし、もっと話をしてみたいと思うようになった。

 帰りの時間。先生との相性チェックということで、あいこになった人からさようならができるさよならじゃんけんを行った。これがまた面白い(笑)

 ああー、今日だけで何回笑ったかな。というかこんな風に振り返ること自体珍しい。今日も楽しかった。

 つかれはすごいけど、したいことがたくさん。この後は学級通信を作りたいんだけど、書きたいネタがたくさんある。明日の授業の確認(準備は終わっている)とか簡単な事務仕事もやってしまっておきたいな・・・。

 今日はストレス値が異常に少ない気がする。ストレスマネジメント的に今日は仕事をした方がいいと判断したので、今日はまだまだがっつりやろうと思う。

 明日も楽しみ。

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4月11日(月)

4月11日(月)

 今日はとにかくすさまじかった。やること(やりたいこと)が多すぎて、パンク寸前。

まず、朝は朝会があるため、並び方指導。出席番号順で並ぶことを確認。終了後、朝会時の態度についてふりかえる。

その後、靴のかかとをそろえて入れるよう靴箱指導、傘のたたみ方と傘入れの指導、ロッカーの使い方と、教室横のフックにかけるものの確認など、とにかく細かいルールを確認。

かんたんなミニゲームをして1時間目終了。

 2時間目は、算数。レディネステストを行うため、テストの受け方を説明。残った時間で学級通信を読み聞かせ。

 2時間目おわりの休み時間は、ドッジボールにまぜてもらう。すなおに楽しんでいたが、なにせよ暑い(笑)子どもたちとあそぶのはやっぱり楽しい。

 3時間目は、掃除について。なぜ掃除に取り組む必要があるのかを子どもと一緒に確認していく。みんなのため、気持ちよく過ごすため、など子どもからは色々な意見が出たが、教師側からも「心の成長」のためと、掃除で身につく心を説明した。その後、掃除当番を確認。

 4時間目は、給食について。給食で大切にしたいこと(残食0を目標にする、準備はすばやくする、黙食など)を確認。

 給食の時間、子どもたちは確認したことをもとに、すばやく準備し、給食をとりに行く(全校で2番目、かなりよし)。配膳、喫食、片付けもていねいに確認。

 昼休み、外で遊ばないこどもたちも結構いるため、「学校探検に行こう!」ともちかけ、異動したてで右も左もわからない校内を子どもたちに案内してもらう。これまた色々な発見があるし、「先生、ここはね・・・」「先生、こっちだよ!」など、コミュニケーションも円滑に行うことができてよかった。

 掃除の時間。3時間目に確認したことをもとに掃除をする。子どもたちは時間いっぱい掃除をしているが、すこしおしゃべりが多いかなあという印象。3時間目にだまってすると、確認したものの、今日はすこし様子見で、だまって、はなれて掃除をするよ。と伝える。

 5時間目、この子らがパワーポイントを十分に扱えるのは知っていたので、自己紹介スライドを発表してもらう。その間、教師はひたすらメモメモ。

 6時間目、係活動を決めるために話し合い。本校は学級活動を研究しており、それなりの話し合い活動なら、教師がほとんど介入せずとも話し合いをすすめることができる。その引継ぎの通り、子どもたちは、みんなが納得するように、司会進行をもとに、ハンドサインやペアでの話し合いなどを通して係を決めていった。しかし、一人の子がどうしてもこんな風にしたいという自分の思いを発表し、話し合いは難航。この場を子どもたちはどう乗り切ろうとするのか、見て見たかったので、ここでも介入はせず。粘り強く話し合いを進めているうちに、だんだんとその一人の子の真意がわかってくる。しかし、時間が来てしまい、この日は決まったことと、これから考えないといけないことをせいりして終了。

 一日が終わった後はまるでぬけがらのようだった。8時に帰宅し、即就寝。4月12日へ。

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R4.学びログ No.2

R4.学びログ No.2
<読書で読む本について>
 ぼくが読書をするときに読む本は、教育に関する本が多い。仕事が教育関係だし、教育それ自体に関心があるから、教育に関する内容が書かれている本を多く手に取るのは当然ともいえる。
 でも、時には志向を変えたくてちがったジャンルを読むときがある。社会人になりたての頃はビジネス本や小説なんかを読んでいたけど、最近はそれらにはあまり関心がなく、芸術所や科学技術関連の本を読む機会が増えてきた。
 4月に入ってから(正確には三月下旬ごろ)本を大量に購入しており、「あっ!これおもしろそう!」という単純な興味関心から購入するものもあれば、「これは今、必要な情報だなあ」と考えて選ぶ本もあったり、「これは最近のニュースやネット記事でよく見かけるキーワードだなあ」と必要性を感じて購入する本など様々だ。
 写真にある二冊の本は、最近ニュースやネットなどでよく見かけるキーワードとして、自分の中で持っておいた方がいい知識だなあと思ったので、購入したものだ。

『データサイエンティスト入門』p.22より
 「データは21世紀の石油」
  原油は、地中に埋まっているままでは価値がありません。採掘、備蓄、精製・加工とい
うプロセスを経てガソリンなどが生み出され、価値が創出されます。データも同様です。
ただ集めただけでは価値がないのです。まず、集めたデータを同一形式に統一したり、欠
損値を埋めるなど、分析できるように整理します。次に、そのデータをクラウド環境など
に保存します。最後に、その環境の中でデータの分析を行い、データの背後にあるルール
アルゴリズムなどを見つけ、意志決定につなげることで価値を創出することができま
す。
 このように価値の源泉となるデータを整理・分析して価値あるアウトプットを創出す
る業務を担当するのがデータサイエンティストです。

*教育におけるデータの利活用はまだまだ十分とはいえないし、スピード感もかなり遅
い。研修などではいまだにGIGAスクール構想という言葉を聞くが、正直周回遅れだ
と思う(だってもう今年で3年になるんだから・・・)。現場では、データにしようと
思えばデータにできることがたくさんあって、それを整理・分析して利活用し、現場に
ある種の革命を起こそうという気をもっている人が少なすぎる(自戒の念を込めて)気
がする。2022年はもっと「教育×データ」に焦点があたる年であってほしい。

メタバース さよならアトムの時代』より
 <メタバースの条件>
 ①永続的に存在する
 ②リアルタイム性
 ③同時参加人数に制限がない
 ④経済性がある
 ⑤体験に垣根がない
 ⑥相互運用性
 ⑦幅広い企業・個人による貢献
 ⑧身体性
 ⑨自己組織化
 
 *「メタバース」は個人的に大変興味深い分野で、以前から色々知りたいなあと思ってい
た。上には、本当に簡単にメタバースの条件として列挙しただけなのだが、特に⑤~⑨
あたりは、教育とも関係してきそうで、これから詳しく読んでいくのが楽しみである。
これからの時代(特に2022年)に備えるためにも、知っておかないといけないことだ
なあと思い、こうして休みのちょっとした時間にこういった本を読んでいこうと思う。

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R4.研究メモNo.2

R4.研究メモNo.2
<「つまずきを生かした算数の学び合い」から
  参考にしたいところをメモメモ>

「はじめに」
p.3「つまずきは学び合いの宝物」
→「わからない」「困った」「まちがえちゃった」
友だちの「つまずき」をみんなで解決していく。

☆土台は、安心してまちがえられる学習集団づくり
 →ここが自分の研究の骨格になりそう。

「第1章」安心してつまずける学習集団づくりより
p.12どうしても納得できない子どもがいるとき
  →ここでまたみんなで話し合う
p.14みんなちがってみんないいを実感する取り組み 
  をする
p.15みんなとちがう意見に出会って初めて
  見えてくることがある。ちがう意見、
  ちがう存在をしっかり受け止めることが大切

p.16 C:「わたしまちがえちゃったから、、、」
   T:「絶対生かしてあげるから」
   →子どもが「まちがえちゃったから・・・」
    と言えるのがすごい。
そしてそれに対して「絶対に生かしてあげるから」と返す→「つまずき」どころか、その子自身を大切にする姿勢

☆まちがえたと思っている意見、
 考えにも大きな価値がある。
 だから安心して発言しよう!
  
☆このクラスの友だちや先生といっしょだったら
 どんな意見も考えも安心して表出できそうだ

 たった16ページの中にも本当にたくさんのキーワード、キーセンテンスがあって、それだけを上記のように抜き出すのはもったいない(本書の中にある実践や文脈も含めて読んだ方がよりよくわかります)が、研究用として・・・。
 
 とりあえず第3章の中学年のところまでは読み終わったので、少しずつ研究メモとしてまとめていきたい。

・算数科 ・誤答 ・つまずき 
心理的安全性 ・学級活動

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