研究メモNo.9
研究メモNo.9
<つまずき研究>
今井先生の著書「ことばと思考」「学びとは何か」には大変お世話になった。
今回は、本屋で教育学関連のコーナーに行ったとき、本書を目にして、思わず購入。
きちんと理由はあって、ぼく自身が子どもたちの誤答やつまずきに焦点をあてて研究を進めたいと考えているからだ。
子どもたちのつまずきや誤答には、子どもたちなりの論理があるし、それをいかすことができれば、本質的な理解につながると思うし、教室にもまちがってもいい、困っているときはみんなで考えるといいことがある、一人も見捨てないことがトクなのだといった文化をつくることができると考えている。
本書は子どものつまずきには原因があることをエビデンスをもとに解説しているし、支援方法まで書いてある。自分自身の研究にいかしていくことはもちろん、子どものことを想像しながら、自らの教材研究にまでいかしていくことを念頭に、読み進めていきたい。